記事№8 GTR

日本が世界に誇るスーパースポーツカーGT-R

世界中の人々から人気のあるスーパースポーツカーといえば、どんな車種をあげますか。その中の一台に、日産のスカイラインGT-Rがいることを忘れないでください。

ではどのようにしてGT-Rはスーパースポーツカーの仲間入りを果たしたのでしょうか。そこで今回は、GT-Rの歴史を調べてみました。

デビューしてからの伝説の数々

1969年に自動車業界、そしてモータースポーツ界に新たな伝説が誕生しようとしていました。初代GT-Rが生まれたからです。外見はファミリーカーのようにおとなしく見えたものの、一度走らせれば、最高出力160PS、最高速度200km/hという当時としては、ずば抜けたポテンシャルを発揮し、羊の皮を被った狼というキャッチフレーズが付けられたほどです。

また、モータースポーツ界でも伝説を残しました。デビュー戦で優勝し、その後2年10か月の間に49連勝を含む通算52勝という、前代未聞の偉業を達成したのです。こうして堂々たる貫録を見せつけ、GT-Rの名前を世に広めることになりました。

その後1973年に2代目GT-Rが登場するものの、排出ガス規制に適合しなくなったため、約200台しか生産されず、レースの世界からも退くことになりました。

それから16年後の1989年、3代目GT-R(R32)が復活したのです。最大の特徴は、エンジンを自然吸気からツインターボエンジンに変更し、駆動方式もがFRから4WDへの変更、最高出力は、自動車馬力規制最大の280PSまで引き上げられ、モンスターマシンとして復活しました。その証拠に、1990年に行われた全日本ツーリングカー選手権で、29連勝という、またもや前代未聞の偉業を達成したのです。

その後1995年に4代目GT-Rが(R33)が発売され、R32が打ち立てた、ニュルブルクリンクというドイツにあるコースのラップタイムを21秒も更新するという大進化を遂げました。レースの世界では耐久レースに参戦し、50勝という記録も作りました。ここでも、日本のみならず、世界へGT-Rの強さをアピールしたのです。

世界の頂点を目指して進化するGT-R

1999年に誕生した5代目GT-R(R34)も、全日本ツーリングカー選手権や耐久レースでシリーズチャンピオンを獲得するなど、スポーツカーとしての勢いは衰えませんでした。2007年には、R35GT-Rが登場します。

これまで培ってきた技術を十分に活かしながらも、これまでのモデルとは比べ物にならない、パワー、乗り心地、走行性能、環境性能などを発揮し、ニュルブルクリンクにおける市販車最速のラップタイムを記録したり、モータースポーツでも、先代のようにシリーズチャンピオンを獲得し、世界中から認められるスーパースポーツカーとなりました。

このようにGT-Rの歴史を見てみると、モータースポーツ界においての数々の輝かしい成績が、世界に認められる車を誕生させたと、結論することができます。ただ、現在でも人気がある車なので、中古車でも値段が下がらない場合が多く、所有するにはある程度の金額が必要なのも事実です。これからも世界の最前線で活躍を続けてほしいです。